フランス版おみくじ「ガレット・デ・ロワ」で今年を占う

日本ではお正月に、その年の幸せを願っておせちやお雑煮などを食べますが、フランスでも新年に食べるお菓子があります。

フランスでは1月6日の公現祭の日に、ガレット・デ・ロワ (Galette des Rois)という、パイ生地でアーモンドクリームを挟んで焼いたお菓子を食べます。
このパイの中には通常、フェーヴと呼ばれる小さな人形が1つだけ入っています。
家族でパイを切り分けて食べ、フェーヴが当たった人はその年一年、幸運が続くと言われています。
フランス版おみくじのようなものです。

1月に入ってからは、パリのパン屋やパティスリーの店頭には、このガレットがたくさん並んでいるのを目にします。
私も早速6日にガレットを買って今年の運試しをしました。



いつもGerard Mulotというお店でこのガレットを購入しているのですが、中に入っているフェーヴが毎年変わります。
今年のフェーヴは、金の王冠でした。



私が購入したパイはクラッシックタイプの小さいサイズですが、ピスタチオにドライフルーツタイプのものも出ていたりしてヴァリエーションも楽しめます。
おみくじの結果は、見事私がフェーヴを当てましたが、すぐに娘に取られてしまいました。。。♪. (*^-^)

このガレットは1月6日限定ではなく、月内はどこのお店にも並んでいます。
パリ観光の際に「ガレット・デ・ロワ」で今年を占ってみてはどうでしょうか。