パリの街歩きで見かけるトリックアート

パリでトリックアート(フランス語でトロンプ・ルイユTrompe-l'œilと言います。)騙し絵がよく使われている場所があります。

日本でも最近増えているようですが、パリでは工事中の建物の仮囲いに騙し絵がよく使われています。
パリの中心地で行われている大掛かりな工事の際には、その周りの景観を損なわないように工事前の建物の様子が仮囲いにそのまま描かれているのを目にします。


そして、中には少し遊び心が加わった仮囲いも。
少し「えっ!?」と目を惹かれるところはありますが、遠くからだと違和感なく馴染んでいます。


遠目には工事中であることを感じさせません。これも一種のトリックアートですね。
人々が街の景観を常に意識して暮らしている街。パリ。
パリが芸術の都として世界中の人々から愛されている理由の一つかもしれません。


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この記事担当のパリスタッフ:パリ左岸の街歩きならMasami