パリのパサージュ「ギャラリーヴィヴィエンヌ」に行ってきました。

お客様と一緒にギャラリーヴィヴィエンヌ(Galerie Vivienne)に行ってきました。


パレ・ロワイヤルという土地柄、パリの数あるショッピングアーケードの中では一番豪華なパサージュ。「フランスで一番美しい商店街」とも言われています。

たしかに、他のパサージュだと、昔にタイムスリップしたみたいな錯覚に陥ることがよくありますね。(それもまた一興ですが)
ここギャルリー・ヴィヴィエンヌは、華やかなモザイクタイルのせいもあるのでしょうか、そうした古びた印象はなく、おしゃれな感じが漂っています。

1923年、19世紀前半に建設された「ギャラリー・ヴィヴィエンヌ」は、その名からして、単なるパサージュというより、屋根付きの高級ブティック街だったようです。

仕立屋、靴屋、ワイン商、レストラン、本屋、手芸材商、菓子屋、版画屋などが並び、多くの人を惹きつけたとか。

デパート「ギャラリー・ラファイエット」が登場する前は、きっと、みんなワクワクしながら通った商店街だったのでしょう。


さて、ヴィヴィエンヌ通りの正面の入り口から入って、右側がワインバーになっています。

このお店、当時からの老舗の酒屋さんが経営しているもののようですが、ワインバーというには高級すぎる感じのおしゃれなスポット。
ふらっとカウンターに座ってワインをいっぱい飲んでみるのもいいかもしれませんね^^


フランス語ができないと入りにくい?
そんなことないですよ。実は、常駐ではないみたいですが、日本女性のアドヴァイザーさんがいたりします。
そんなわけで、お店の人も、日本語はできないけど日本人にはとても親切なんです。

ワインバーの奥が酒屋さんとなっていて、ワイン、シャンパン、ウィスキー、ウォッカなどのお酒のほか、おつまみとなるお土産があり、お財布の中身に合わせたお買い物ができます。
今回のお客様は、日本へのお土産にと3万円くらいのワインを購入し、日本に送ってもらう手続きを一緒にした後、ホテルで飲みたいから、と10ユーロくらいのも1本買われていました。

ギャルリー・ヴィヴィエンヌには、その先、カフェや、鳥居ユキさんのお店、文房具屋さん、本屋さんなどが並びます。

これからの寒い季節、パレ・ロワイヤルをお散歩したら、ぜひギャルリー・ヴィヴィエンヌまで足を伸ばして覗いてみてくださいね。


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この記事担当のパリスタッフ:パリの歴史エリア探検ならHitomi